このフード・レポートの内容は:

VOLUME 9
第2号


2018年2月 1日

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Hello Everyone,

恭喜發財! 中国の皆さま、新年あけましておめでとうございます!
2月16日は旧正月。戌年には、物事を整理統合して十分に計画すると良い成果が出るそうです。性急に決定を下したり急速な変化を起こしたりせず、未来に向けて入念に計画を立てる年なのだと聞きました。また、戌年は、成長に向けた機会がたくさんあり、そのためのリソースももたらす一方で、結果が出るまでには時間がかかります。人を信頼してじっと待つ忠犬のように、辛抱強い人こそが実りを手に入れます。今年は、上半期よりも下半期のほうが展望が明るいそうです。ということは、野菜が豊作になり、適度なレベルの供給になるかもしれません。今年の金運が最も上がる時期は8月と9月。2018年はトウモロコシが豊作になる……ということだと嬉しいものです!

12月と1月は、Noon Internationalの一部のスタッフにとって少し大変な2カ月でした。家族や本人がインフルエンザでダウンしたり、手術があったりで、楽しくはありませんでしたが、今はもうすっかり元通りで、米国冷凍食品協会(AFFI)のラスベガスのイベントに向けた準備も万端です。アポ入れも済み、皆さんにお目にかかれるのを楽しみにしています。

ありがたいことに、メキシコのブロッコリーとカリフラワーの状況が好転し始めました(以下の「クロップニュース」のセクションをご覧ください)。しかしながら、メキシコの加工業者は、まだ完全には立ち直っていません。

最後になりましたが、まだご存じでない方のために、Noon Internationalの新しいメンバーをご紹介します。1月に入社したスージー・パーコルです。冷凍食品業界で18年以上の実務経験を有し、食品安全強化法(FSMA)にも精通しています。スージーの主な仕事は、事業開発と当社の外国サプライヤ認証制度(FSVP)の維持管理です。夫のケビン、お子さんのケイレブ、イサベルと、ワシントン州スノーコールミーに住んでいます。スージーの加入を心から歓迎します!

それでは、記事をお楽しみください。
Betty and The Noon International Team






CropVeggies アメリカ合衆国:米国では冷凍果物の在庫が低下しています。ブルーベリーチェリーはいずれも、昨年よりも低いレベルにあります。一方、イチゴラズベリーは、昨年の同時期よりわずかに高めです。

コロンビア盆地とアイダホ州のジャガイモの加工用原材料は限られています。加工業者はカナダから原材料を入手するかもしれませんが、コストが高く、輸送用トラックにも限りがあるため、それも難しい可能性があります。一部の加工業者では、受注分を出荷するため、完成品の在庫レベルを著しく減らすよりほかに選択肢がないかもしれません。

生産者は、春の植え付けを一刻も早く始めたいと切望することになるでしょう。加工業者が例年よりも早く、おそらく6月末か7月第1週までには、新ジャガを使い始めなければならなくなると予想されるためです。春の天候に恵まれず早期の植え付けができなくなれば、冷凍ジャガイモの在庫切れが発生するかもしれません。

メキシコ:冷凍のブロッコリーカリフラワーの加工業者にとって、昨年は史上最悪に近い一年でしたが、物事が好転し始めました。1月最終週に入って生産が増量し、この傾向は2月も続く見通しです。寒気や凍結で栽培に遅れを来たした場所がところどころにあるものの、全体としては順調に納品されていて、加工業者はフル操業に戻っています。3月までには、ほとんどの加工業者がブロッコリーとカリフラワーの在庫を回復させるでしょう。

メキシコのマンゴーのシーズンは始まっていて、9月いっぱい続く見込みです。

グアテマラ:グアテマラのブロッコリーのシーズンはそろそろ終わりです。スナップエンドウサヤエンドウオクラメロンが加工されています。

ヨーロッパ:ヨーロッパ北西部ジャガイモ生産者協会の調べによると、2017年のジャガイモの収穫量は前シーズンと比べて17.2%増でした。この収穫増により、価格は下がりました。天候に恵まれなかったため、ジャガイモの品質は良いとは言えず、固体比重の低い作物が多くなっています。この結果、加工用原材料としての量は少なくなり、原材料在庫を引き下げる可能性があります。

スペインのアーティチョークは、現在シーズンが進行中で、5月いっぱい続く見込みです。収穫の60%は加工用に回される見通しです。

チリ:ラズベリーの早生品種の収穫が終わりつつあります。雨と寒さのため、収穫の開始が10日ほど遅れました。 中部から南部にかけてのブルーベリーのシーズンは進行中です。最近になって気温が上がり、栽培が加速しました。

ペルー:ペルー北部でマンゴーのシーズンが始まりました。春の気温が低めだったため、やや遅れてのスタートです。

中国:

山東省:山東省は1月にぐっと冷え込んで、すべての収穫が終了しました。一部の工場では、浙江省から入ってくるブロッコリーを加工しています。

浙江省: ブロッコリーの生産が始まりました。原材料価格が上がっているうえ、人件費と梱包資材費も上がっているため、今シーズンの価格は上昇しています。品質は全般に良好です。

カリフラワーの加工も行われていて、品質は良好です。来週ぐらいに生産がピークに達するでしょう。

福建省:

シログワイの生産が進められています。国内外の両方から大きな需要があるため、今シーズンの原材料価格は15%以上高騰しています。輸送費、人件費、梱包資材費も上がっていますので、今シーズンはシログワイが値上がりする見通しです。

マッシュルームも生産されています。原材料価格は昨年よりも高くなっています。今シーズンの品質は良好と伝えられています。


南アフリカでリステリア菌の記録的な集団食中毒が発生

1月、南アフリカの管理当局が、リステリア菌の感染患者数が767人に上ったと発表しました。過去最大のリステリア菌の集団感染です。

症例は9州に及んでいますが、国の北東部に集中していて、3分の2はプレトリア、ヨハネスブルグをはじめ、ハウテン州の都市で報告されています。

リステリア菌は、食中毒を引き起こすバクテリアで、食品や飲料を介して感染します。感染すると、中枢神経系の症状を引き起こし、有害物質を生成して細胞にダメージを与えます。また、胃腸痛、筋肉痛、高熱なども引き起こします。

重症の場合は死に至り、南アフリカではすでに81人の死亡が報告さました。同国の感染症研究所は、感染者の死亡率を34%と見積もっていて、世界平均の20~25%と比べて高い確率です。

妊婦、乳幼児、高齢者、免疫力の低い人は、感染と死亡のリスクが特に高まります。リステリア菌に接触してから症状が出るまでの潜伏期間は、30日に及ぶこともあります。

南アフリカの当局は、今回の発生原因をまだ公にしていません。ただし最近になって、感染経路となった可能性のある食品店を特定しました。リステリア食中毒の原因になりやすい食肉加工品や出来合いの食品が、憶測の対象となっています。 今のところ決定的な原因が分かっていないため、噂が飛び交い、南アフリカの消費者にパニックが広まり始めています。

感染が収まるまでの間、当局は、肉類、乳製品、魚介類を十分に加熱調理して、低温殺菌がされていない食品や飲料を避けるよう呼びかけています。


パイナップルのパワー!

北半球は冬の真っただ中ですが、そんな時こそトロピカルな味がありがたく感じられるものです。幸いにも、パイナップルには健康メリットがたくさんあり、風邪の予防や全体的な健康維持に寄与します。

パイナップルにはブロメラインという消化酵素が含まれていて、これが抗酸化作用をもたらし、タンパク質の分解を助けます。ブロメラインには消炎作用もあることから、手術をした後などの軽食としても理想的です。ブロメラインががんの発症リスクを下げる可能性があることも、研究で示唆されています。

パイナップルは、ビタミンCも豊富です。1食分で1日推奨摂取量の131%が摂れます。また、1食分のパイナップルには、マンガンも1日推奨摂取量の76%が含まれています。マンガンは、骨を強化し、血栓を予防し、ホルモンを整える働きがありますが、ほとんどの米国人が十分に摂取していない栄養素です。さらにパイナップルには、エネルギーを作り出すのに役立つビタミンB1(チアミン)も含まれています。

パイナップルは、さまざまなメニューに日常的に加えることができ、栄養価を高めるだけでなく、食物繊維ももたらします。1カップ分を食べても、脂肪分とコレステロールはゼロ。塩分もごくわずかです。天然の糖分を16グラム摂ることになりますが、カロリーはわずか82カロリーです。

冷凍パイナップルは、ホウレンソウやケールのスムージーに不足しがちな天然の甘さを添えてくれますし、サルサに加えれば刺激的な酸味で味覚を引き立てます。冒険心のある方なら、ピザのトッピングとして楽しめます。あるいは、豚肉とピーマン、タマネギなどをグリルで焼く際に、パイナップルもアメ色になるまで焼いてみてください。

健康メリットを重視するのであれば、天然果汁に浸った缶詰のパイナップルよりも、できるだけ生か冷凍を買うのがオススメです。


食料品のショッピングに革命を起こすAmazon Goが開店

ワシントン州シアトルにできたアマゾンの新しい食料品店は、一見するとごく普通の食料品店です。広さ160㎡強のスペースに、コーヒー豆などの定番アイテムのほか、出来合いの食品や調理するだけの食材セットが並んでいます。
ホールフーズの「365」ブランドの商品を集めた小さなコーナーも設けられています。

でも、重要な違いがひとつあります。Amazon Goにはレジがなく、お会計のために並ぶこともないのです。

もちろん、商品がタダというわけではないのですが、まるでそんな感じがします! 入口を入る際にスマートフォンをスキャンして、商品棚から商品を取ると、カメラとセンサーが何を何個取ったかを検出します。

そして店から出るとすぐに、プッシュ通知が入り、すべての商品の領収書が送られてきます。この新店舗は、過去5年にわたる開発の成果です。アマゾンは、Amazon Goを正式オープンする前、1年間にわたって、この店舗のシステムを自社従業員で試験しました。

この「持って出るだけ」のシステムは、未来の食料品店とうたわれています。ただし、この店舗がいったいどのように機能しているのか、その技術的な全容はアマゾンだけが知る企業秘密です。

Amazon Goは世界中のメディアでさかんに紹介されましたが、誰もがこのショッピング体験をできるわけではないことも指摘されています。例えば、低所得者向けの生活保護として提供されている食料配給券で買い物をすることはできません。また、スマートフォンのアプリが必要なため、潜在的な顧客層が限定されます。

アマゾンは2017年にホールフーズを買収しましたが、全米にあるホールフーズ店舗にAmazon Goの技術を導入するかどうかは、今のところ発表されていません。

とはいえ、レジで行列して順番が来るのを待ち、商品を1個1個スキャンするという行動は、遅かれ早かれ過去の話となる可能性があります。




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